学級日誌まとめ0303〜数式編〜

年度の切り替わりに際し、この1年間書いた学級日誌を記録しておくブログです^^



数式が敷き詰められた黒板を見ていると、知らない森に迷い込んだような不思議な心地になることがあります。数学の勉強に手を抜いていた、という意味ではなく、妙な引力と妙な距離感を同時に感じるというか。そもそもシグマとかインテグラルとか、誰がどう作り出したんだろう…と純粋に思います。ゼロを発明したインド人はすごい、とは思いますが、そもそも世界を数式で表そうとしたその発想自体から、これどう生まれたんだろう…と考えてしまいます。数字が生まれるのは分かるしそれを利用した計算式が生きる道になるのも分かります。でもそれが発展して発展して発展して、今のようなテレビやエアコン、冷蔵庫や車などの便利すぎるモノ達に繋がっていったのは、「人間って“楽すること”への欲動が凄まじいよな」という思いにもさせられますし、少し怖いです。その怖さが、数字が作り出した機械仕掛けのモノ達への怖さにもなり、そのモノ達に支配されてしまう世の中が来てしまうかもしれない…という怖さにも繋がります。数学の問題でも「箱に入ったみかんは何個?」「〜」「〇〇個です」の「〜」の中に膨大な数式が存在するのを考えると少しゾッとします。会話と会話の中に詰め込まれ織り成された計算や数式…。計算、にもここではいろいろ意味がありますが……。…頭がこんがらがって来たので終わります(笑)