学級日誌まとめ0115〜大人と子ども編〜

年度の切り替わりに際し、この1年間書いた学級日誌を記録しておくブログです^^


何年か前からふと、思い出すように「大人みたいな子ども」と「子どもみたいな大人」どっちがいいんだろうって考えてしまいます。私はずっと小さい頃からどこか大人に憧れて、いかにも偉そうなことを言ってみたり小学校のときは何かとリーダー職に就いてみたりして“優等生ぶってた”節があったので、どちらかというと前者に近寄っていく、近寄りたい、という形でここまで来たような気がします。それで普通だ、それがいいんだと勝手に思っていたけれど、遠くから見たときに、例えばシルクハットを被って付け髭を生やして、仏頂面で杖をついている“子ども”と、「あれ何!これは何!すごーい!」ってずうっと目を爛々と輝かせている無邪気な“大人”、なりたいと思えるのは私なら後者かな、と思います。“大人”だから噛み分けはできているという設定内だし、いろんなところにアンテナ張れるのって大事だし素敵だなあって思います。目のおいしい使い方をしているから、きっと観察“眼”も鋭いし少しでもときめくことがあると瞳がキラキラと輝くし。曇ったままでは味気ないなあと思います。
でも「子どもすぎる大人」もそれはそれで良くはないし…。やっぱりバランスが大事なのかなって思いました。きっと大人ぶることもそれなりに大事だし必要だし気持ち良いし、だからって気持ちを抑え込みすぎるのもきっと違って、時にはハシャいでみることも大切なことだよなって感じます。そこで小出しにされて垣間見える「子ども」の部分がきっとその人の魅力の一欠片なのかなとも思うし、でも「子ども」がダダ漏れだとそれこそ「子どもっぽい」と皮肉られてしまうし。そこが丁度良い人ほど好かれやすいし慕われやすいんだろうな〜と漠然と思います。(こういうことを考えてこうして文字化しているところが既に「大人ぶってる子ども」だよなやっぱり…って自省してます)